304: 名無しさん@おーぷん 2014/09/23(火)15:11:20 ID:LAJ7pOSHB
私が子供の頃、近所に『鬼婆』とよばれている老人がいた。町内では有名なお婆さんで、成人男性ですら怖がって近づかない。
同じくおかしいで有名なモンペも尻込みする程。このモンペ母娘が鎌を持った鬼婆に追いかけられて泣いて謝っているのを見たときは本当に驚いた。
割と広い平屋に様々な花を植えて一人暮らしだったと思う。少しでも庭に侵入すれば血祭りは当たり前。私の母は絶対に鬼婆には近づくなと再三に渡り言い聞かされた。
ある日、ふと鬼婆の家の前を通ったときに、庭に咲き誇るヒマワリに見とれてしまって、庭の入口からぼーっと眺めていた。
はっと我に返ると目の前に鬼婆が仁王立ちしてた。
さーっと血の気が引いて、大袈裟かもしれないが、死を覚悟。恐怖で体も口も動かず涙だけがこぼれ落ちる。
すると鬼婆は、無言でひまわりへ向かい何かを回収。少し汚れた巾着袋にそれを入れて私に投げ渡した。
同じくおかしいで有名なモンペも尻込みする程。このモンペ母娘が鎌を持った鬼婆に追いかけられて泣いて謝っているのを見たときは本当に驚いた。
割と広い平屋に様々な花を植えて一人暮らしだったと思う。少しでも庭に侵入すれば血祭りは当たり前。私の母は絶対に鬼婆には近づくなと再三に渡り言い聞かされた。
ある日、ふと鬼婆の家の前を通ったときに、庭に咲き誇るヒマワリに見とれてしまって、庭の入口からぼーっと眺めていた。
はっと我に返ると目の前に鬼婆が仁王立ちしてた。
さーっと血の気が引いて、大袈裟かもしれないが、死を覚悟。恐怖で体も口も動かず涙だけがこぼれ落ちる。
すると鬼婆は、無言でひまわりへ向かい何かを回収。少し汚れた巾着袋にそれを入れて私に投げ渡した。
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